先日は700系に関する記事を出しましたが今日はN700系に統一される2020年3月のダイヤを予想します。
ここまででわかっていること・N700系統一に伴う所要時間短縮
・のぞみの本数を毎時10本から毎時12本に増発
・清掃時間は2分短縮
所要時間短縮で昼間の列車の所要時間は4種類あったものが2種類になります。またこだまの速達化などもありのぞみの増発も可能になりました。しかしながら東京のホームの容量の問題になってしまいます。そこで清掃時間の短縮で折り返しにかける時間を2分短縮します。現行は17分ですので15分になります。
折り返し時間短縮の場合上下いずれかのダイヤは必ずずらす 現在は17分で折り返すことを前提としてダイヤを作っています。そして新幹線は回送を含めると3~4分間隔で東京駅を出入りしています。2分折り返し時間を短くするには上下いずれかをずらすしかありません。
現行ダイヤの特徴は「のぞみ」は「のぞみ」で折り返す 現行のダイヤの基本パターンに関しては
東海道新幹線20年3月ダイヤ改正でも紹介しましたが、2008年に作られました。この当時は4車種ありました。使い分けは
山陽直通定期のぞみ (N700系一部700系・500系)
新大阪定期のぞみ(700系一部N700系)
臨時のぞみ(全形式)
ひかり・こだま(300系・700系)
となっていました。
そのため山陽直通定期のぞみは山陽直通定期のぞみとして折り返し、新大阪定期のぞみは新大阪ていきのぞみ、臨時は臨時として折り返すのが基本です。(2009年より定期新大阪のぞみを臨時で広島・博多まで延長運転する例が増えたため例外も存在)。ひかりはこだまにこだまはひかりで折り返すダイヤです。このパターンは車種がN700Aに統一されるにつき代わりつつもありますが原則このパターンを維持しています。
次のパターンダイヤはどう変わる? 今回のダイヤ改正時点では全車両が統一されるため使い分けは存在しません。そのため山陽直通定期のぞみの折り返しがこだまでも問題ありません。しかしながらN700Sが導入されることを見越した改正なのでN700SとN700Aの使い分けをするならば定期のぞみは定期のぞみで折り返すパターンにするかもしれません。そこが今改正の重要なところになると思います。
荷物置き場の話を聞く限り 東海道新幹線では荷物置き場の設定が決まりました。なお荷物コーナーは事前予約制ですが2023年度運用開始です。しかしながらN700Sには初めから設置される見込みですがN700Sで運転の車両でも荷物コーナーの予約は取り扱わないようです。このことから当初はN700系やN700Aと共通運用になるかもしれません。もし運用を分けるならばN700Sのみ予約を受け付けることができます。
N700AとN700Sを共通運用とするならば使い分けはありませんので東京駅での折り返しは柔軟に組むことが可能です。
後半の内容は推測となってしまいましたが、東海道新幹線には目が離せません。最後にもう一点、JR東海、JR西日本、JR四国(岡山直通列車)の在来線は新幹線に合わせたダイヤとなっています。新幹線のダイヤ改正に合わせて在来線のダイヤが改正するかどうかも気になります。
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