近鉄特急運用変更 - 鉄路の星 公式ブログ
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近鉄特急運用変更




 2020年3月14日は近鉄名阪特急「ひのとり」が運行開始となります。それに伴い特急の運用が変更となります。また近鉄HPで駅掲示用の時刻表が公開され、特急列車だけではなく一般列車のダイヤもわかるようになっています。このブログでは特急の運用についてみていきます。
ひのとり運行開始
 今回の発表で時刻表に使われるひのとりのマークが明らかになりました。ダイヤに関してはすでに発表されています。なお休日は大阪難波発、名古屋発ともに毎時2本(0分発と20分または25分発)速達型名阪特急が運転される時間帯がありますが、この2本いずれもひのとりで運転される時間はありません。
アーバンライナーはどうする?
  現在アーバンライナーは名阪速達型、阪奈特急中心で運転しています。しかし名阪速達型と阪奈特急だけだと車両が余るので、名阪停車型、名伊特急でも運転されています。ひのとりが投入されると、名阪停車型に転用となり、最終的に全ての名阪停車型にアーバンライナーが入りますが、名阪速達型と名阪停車型は本数がほぼ同じなので、今まで車両に名阪速達型と阪奈だけではあまりが出ていたように、これからも車両にあまりが出てしまいます。そこで他の特急に使うことになりますが、今回のダイヤ変更では名伊特急運用が増えています。一方で阪伊特急や京都発の特急にはアーバンライナーは入っていません。また名阪停車型は平日の午前便を中心はほとんどアーバンライナーに変わります。
消えたビスタEXの名阪特急
 名阪停車型がほとんどアーバンライナーになる影響で名阪間にビスタEXが入らなくなります。
今後について
 報道では名阪速達型がひのとり、名阪停車型がアーバンライナーで統一することが報じられています。しかしアーバンライナーの名阪停車型以外の運用に関してはどうなるかは明らかになっていませんでした。今回のダイヤ変更で名伊に優先的に充てられる見込みとなりました。
 アーバンライナーが名阪速達から徐々に撤退した時、転用先が名阪停車型か、名伊特急になるかも注目したいところです。21年以降は今まで以上に系統ごとに車両が決まりそうです。
・ひのとり 名阪速達型
・アーバンライナー 名阪停車型、名伊
・しまかぜ、伊勢志摩ライナー 伊勢方面
・一般型 名阪以外
 近鉄特急は中川でデルタ線を介するため編成の向きがバラバラになる問題がありました。車両の運用を上記すると
・アーバンライナー 名古屋側で統一
・それ以外 賢島側で統一
 されることになり編成の向きがそろいます。実際このような形になるか分かりませんがいずれにせよこの1年は近鉄特急から目が離せません。

お断り
 近鉄は通常速達型を「甲特急」、停車型を「乙特急」と呼んでいますが、しまかぜ投入時に、しまかぜは速達型ですが「甲特急」と呼ばなくなりました。ひのとりも「甲特急」と呼ばなくなる可能性があるのであえて速達型、一般形という呼び方をしました。


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