だいぶ前の記事です静岡県の知事と三重県の知事でリニアをめぐってトラブルがありました。元々三重県知事は静岡県で水問題が大きくなってから早期開通を求め続けていて、意見に相違がありました。静岡県知事と愛知県知事の意見の相違も有名ですが、愛知県と共に大きな期待を寄せていたのが三重県です。三重県の場合、現在北側では人口が増えているのに対して、松阪より南では人口が減少しています。そのため南部へのアクセス向上のためにリニア開通を期待しています。現在近鉄特急で名古屋から津は45分、名古屋から伊勢市まで1時間20分です。しかしリニアができれば名古屋から津以南への所要時間短縮が見込めます。名古屋から三重県南部への移動速達化にはリニアが不可欠ということです。
今回のトラブルは 今回は静岡県知事が知事会で「三重県は亀山駅にリニアが来る」といった趣旨の発言をしたのに三重県知事が「センシティブな話はやめてほしい」と反論したのがきっかけです。これに対して静岡県は謝罪するものの後に静岡県知事は「噓つきは泥棒の始まり」と三重県知事に指摘しました。その後動きはありません。
リニアに大きくされる両県 静岡県に関しては水に関しては大きな懸念がぬぐえないのは事実で県民の生活に大きく影響していきます。三重県としてはリニア開通前提で都市計画を立てているのでリニアができないと大きな変更が求められます。
両県の交通に関する影響を見ていきましょう。静岡県の場合、リニアが開通すれば静岡県内を停まる新幹線が増えます。これで東京や名古屋に出やすくなるだけではなく、県内の東西移動が容易となります。三重県の場合、リニアができれば観光客を呼び込むことができます。現在道路の改善は進んで、亀山や四日市付近で高速道路が渋滞することが減りましたがそれでも高速利用だと鉄道以上に所要時間がかかります。所要時間短縮は観光客呼びかけに寄与します。
今日の記事はここまでにします。次回、静岡県と三重県の道路と鉄道について比較していこうと思います。
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