700系B編成定期列車運用撤退 - 鉄路の星 公式ブログ
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700系B編成定期列車運用撤退





 本日で700系の登場から21年たちました。当初から走っていた東海のC編成はすでに引退しましたが、西日本のB編成は今日定期運用から引退します。今回はB編成をはじめとする西日本独自の新幹線車両を見ていきます。
東海のC編成とは差別化されたB編成
 700系B編成は100系グランドひかりの置き換えとして2001年に登場しました。当初はひかりとして運用されました。東海道新幹線直通用だったため16両で普通車は5列シートとなりましたが椅子の生地や行先表示器は2000年に登場した西日本のE編成レールスターに近いものとなりました。C編成は明るいイメージだったのに対しB編成は落ち着いたイメージになったので別列車のようになりました。
700系までは独自色を作ってきたJR西日本
 これまでも西日本は車両そのものは東海と同一にしつつ車内設備は差別化してきました。まずは国鉄製造の0系に対し改造を施しウエストひかりとして走らせました。ビデオカーなどの導入で人気を博しました。次に投入した4両を2階建てとした100系グランドひかりを製造しました。国鉄、東海の100系は2両が2階建てなので差別化されました。次の300系は東海とほぼ同一デザインとなりましたが次の500系は西日本最初で最後の独自開発となりました。
 700系レールスターは内装は完全に独自に設計してウェストひかりと交替しました。この列車が山陽新幹線の利用を大幅に伸ばしたのは言うまでもありません。新たに多くの接客設備を導入したため、一部の利用者にはもっとも利用客想いの新幹線車両だったと言われるまでです。そして700系B編成はレールスター登場の翌年に登場しました。
 その後西日本は乗り入れ先に車両を合わせています。N700系とN700Aは東海と同一仕様です。九州新幹線開通時にできたN700系8両は車両そのものは東海・西日本が開発したN700系ですが車内デザインは九州の車両のデザインを手掛けてきている水戸岡氏が行い、西日本もそれに合わせています。また北陸新幹線用のW7系もE7系と同一仕様です。
 このため西日本が独自に車内をデザインしたのは700系B編成が最後でした。そして700系B編成東海道新幹線乗り入れ廃止と共に、JR西日本車内オリジナル車両の他社乗り入れは廃止になりました。
子供の本に載り続けたJR西日本オリジナル車両
 90年代の子供用の本ではウェストひかりは0系、グランドひかりは100系の中でも特別な存在として載っていました。00年代の本では500系とレールスターは大きく載せられることが多かったです。レールスターもまた700系とは別扱いで載っていました。90年代、00年代の西日本の車両は子供にとっての人気車両でした。そして現存する500系、レールスターの人気は今なお健在です。
再び西日本オリジナル車両はできるのか
 時がたつにつれて相互乗り入れが増え、西日本区間のみ運転の列車も減りました。こうした中で西日本オリジナル車両は減ってきましたが、再び西日本オリジナル車両が作られるでしょうか。将来的には500系、レールスターE編成、800系の置き換え車両が出てきます。これらの車両で運用されている列車は8両では長すぎるといった課題があります。そのため後継車両が必ずしも8両ではなく6両または4両になるかもしれません。(その場合現在のN700系8両はみずほ・さくらとして引退まで運転)また九州は西九州新幹線用のN700Sを独自で設計することになりました。九州は800系の置き換え用車両も西九州新幹線用と同じにするかもしれません。その場合西日本は500系、レールスターE編成の置き換え車両は独自で作ることになります。九州の動き次第では十分に独自車両開発の可能性があります。

 いずれにせよ、90年代と00年代の子どもの本を見て育った身としてはB編成の引退は寂しい限りです。西日本の車両は夢を与えてくれたと感じています。今後、歴代の人気車両をVRで再現してほしいなと思います。



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