JR西日本は2023年度までに225系を京都線神戸線快速系統に投入して、221系を置き換えることを発表しました。221系は奈良線、大和路線、おおさか東線に転用して、既存の201系を置き換えます。(公式発表ではないものの103系の置き換えも同時に行われる可能性が高いようです)なお数年前にだされた計画では113系・117系の置き換えが発表されていますが、これとは別に北陸地区の413系・415系の置き換えも発表されていて、まだ置き換え発表がされてない国鉄型電車は103系・115系・205系・213系などとなります。
京都線神戸線快速系統は時速130キロ統一 京都線神戸線の快速系統は223系と225系に統一されることによりすべての列車が時速130キロ運転できるようになります。関西で一番競合の激しい京阪神間での移動がますます便利になります。これに合わせて223系の改造工事も行われます。
おおさか東線、大和路線は時速120キロ統一 おおさか東線、大和路線(奈良~木津間除く)は201系が引退することにより全列車が時速120キロで運転が可能となります。また同区間は全てJR型車両での運転となります。
複線化に合わせて奈良線は時速110キロ統一 103系が撤退になれば、奈良線の車両は205系と221系になり時速110キロで統一されます。なお221系が京都線神戸線から転用される時期と奈良線複線化の時期は重なることになります。このことから、103系引退と複線化に合わせてダイヤが変わり所要時間が大幅に短縮されると考えられます。
奈良地区は年々便利になる! このブログでもたびたび奈良については取り上げましたが今回も奈良地区は便利になります。大幅なスピードアップで遠回りルートであるJRは近鉄との差を縮めることになります。なお近鉄奈良線京都線は直線ルートですが最高時速は105キロです。
奈良線複線化に合わせて本数は増える予定はいまのところありません。しかしながら高速化だけでも十分対抗できますし、さらに特急の運転でさらに奈良での利用は増えるかと思います。日本最強クラスの私鉄王国だった奈良県ですがそれでもJRは復権の見通しがたってきました。これかたが期待できます。
京都線神戸線の快速系統がすべて時速130キロもインパクトが大きいですね。このような路線は全国でなかなかありません。東海地方の東海道線、中央線の時速130キロ統一の話もありますが果たして…。
スポンサーサイト
コメント