今日よりJRの今後について3月31日まで4日で投稿します。1日目は北海道と東日本です。なお動画編と同じく新型肺炎が収束した前提で書きます。
明るいニュースが3つある北海道 経営難が続く北海道ですが、それでも明るいニュースはあります。一つ目が北海道新幹線で旅客貨物混合列車の運転開始です。乗車率3割の新幹線で今後が懸念されていましたが、宅配物の輸送を行うことになり収支改善が期待できます。
二つ目がエアポートの利用の伸びです。これは今回の観光客減少で先行きが見通せませんが、回復すればドル箱路線です。
三つ目が学園都市線の利用客増加です。札沼線全体では赤字ですが、末端区間が今年GWに廃止されると、残存区間は黒字のようです。この路線は観光客ではなく通勤通学需要の伸びなので新型肺炎の影響は小さいとみられます。
観光の成功がカギ JR北海道はどうしても観光での復活を狙わないといけない状況です。但し観光に関してはANA,東日本などの鉄道事業者、沿線との連携が進んでいます。また新幹線に関してはどうしても札幌までの延伸が必要です。札幌まで延伸しないと利用が増えないのは明確です。さらなる赤字拡大を懸念されていますが実際のところ特急が12往復と現在青函トンネルを走っている本数と同数です。もちろん新幹線開通後は飛行機からシェアを獲得できるのでもう少し本数は増えるでしょう。
新幹線の強化を図る東日本 東日本は時速360キロでの営業運転の計画があり試験運転が続いています。また山形新幹線にE8系を投入して同時に福島駅にアプローチ線を作りボトルネックを解消します。これにともない東北新幹線は高速化が図られます。また首都圏では山手線を皮切りに自動運転を進める予定です。人手不足対策で、将来的には運転士、車掌といった職も減らす模様です。
東日本は新たな技術開発がすすみそうな気配です。
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