2020年3月に指導書を受けたJR四国。経営目標を達成できなかったためで、内容はかつてJR北海道に送られたものと同じです。その後新型肺炎でさらに経営状況が悪化。社長も4月の赤字を残り11か月で取り戻せないと言っています。そして5月も影響を受けています。まずは動画の方をご覧ください。
廃線も止む無し 実はJR四国は四国自身の判断で廃止にした路線はありません。北海道、東日本、西日本はすでに独自の判断での廃止があり九州は新幹線開通による三セク化が行われています。廃止をゼロにしつつ経費削減などでこれまで経営をしていました。しかし限界が来たと言う認識で廃線を沿線と検討しているようです。
観光に対する取り組み JR四国もアンパンマン車両やトロッコ、キハ185系の改造車など数々の観光列車を走らせていて今年の初夏も新たに走り出す予定でした。しかし今回の新型肺炎で運転が中止になっています。
新幹線が検討中 JR四国はJRの中で唯一新幹線を保有してない会社です。そこで沿線自治体とJR四国では新幹線建設が検討されています。四国新幹線では単線新幹線なども検討されているようです。新幹線を作れるかどうかが大きなカギです。
救いは沿線との信頼関係 新幹線、廃線による輸送体系の変更などの話し合いは沿線自治体との話し合いが進んでいます。期待したいのはありがちなJRと沿線との対立が少ない点です。四国は地域のことを鑑みて判断して、沿線にはJRを救おうという思いがあるようです。この信頼関係で今後維持が可能な交通体系を構築できることを願っています。
誤字の指摘ありましたので訂正しました。ありがとうございました。
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2020/05/20 編集返信