今回は種別表示のことについてです。現在日本の大手鉄道会社は列車の種別を、普通、快速、急行、特急を中心に豊富に設定しており、列車種別がその会社のブランドとなることもあります。一方この列車種別が複雑すぎて初見殺しになることも多いと思います。列車種別統一は厳しいにせよ外国人観光客が増える中、もう少しわかりやすくしてほしいです。わかりやすくする一つの手として色の統一することを挙げます。発車標、駅時刻表では種別ごとに色を設定する会社が多いです。そこで全国共通で特急は赤、普通は黒という風に色を統一していきます。
現在は各会社でバラバラです。例えば名古屋圏で特急を走らせている会社はJR東海、名鉄、近鉄の3社ですが各社色の使い分けが大きく異なっています。

快速系統や急行系統は各社色の使い方がバラバラなので統一が難しいようです。東海道線の例でみると東海管内は橙が新快速、青が快速ですが、西日本管内は青が新快速、橙が快速なので統一するためにどちらかの色にに合わせようとするとどちらかは色を反転させることになり変更後しばらく混乱が起こる可能性があります。

そのため種別統一には今までほとんど使われていない紫、茶などの色を使うほうが良さそうです。
LCDの発車標が増え、列車の行き先表示も液晶化した今、色も多彩に表現できるようになりました。そんな時こそ思い切って種別カラーを統一してほしいです。
スポンサーサイト
コメント