今日は気になるニュースをまとめていきます。まずは新幹線についてです。
北陸新幹線の開通が延期になる 2023年度開通予定とされていた北陸新幹線の開通は延期となりました。また建設費もかかるようになります。西九州新幹線とは対照的な発表となりました。
新幹線の開通延期は第三セクターや他の西日本の在来線特急にも大きく影響を及ぼします。まず北陸本線の三セク化は延期となるので、開通するまで三セク会社は収入がないままの状態になってしまいます。
また新幹線開通後は「サンダーバード」「しらさぎ」の運転区間縮小で683系は大量余剰がでますが、新幹線開通が遅れると一部の683系の他線区転属も遅れます。従ってJR西日本では特急置き換え、転属などの計画の変更を迫られます。
上越新幹線の自動運転 一方で上越新幹線のE7系で新潟駅から新潟車両センターまでの間で自動運転を試験することになりました。この区間は営業列車は運転していない区間ですが順次自動運転実用化に向けた取り組みが行われるようです。
伊豆半島の特急の変化 伊豆半島では現在185系特急踊り子をE257系特急踊り子に置き換える計画が進んでいますが2021年に踊り子号は全てE257系に統一されます。これとは別に今年春登場したサフィール踊り子も運転します。
これにより185系は引退となりますがJR東海区間に乗り入れる修善寺発着の特急踊り子も運転継続が決まりました。一方で今年度は夏以降運転がない、ムーンライトながらは185系引退後も存続するかどうか気になります。
また中央本線の定期列車がE353系に統一された時と同じく、E257系統一後は全車指定で座席未指定券の発売が行われるようです。そして湘南ライナーなどの通勤時間帯のライナーの特急格上げも行われます。
残る国鉄型特急は西日本の381系と四国のキハ185系ですが381系はこの秋に置き換え計画が発表されました。キハ185系はまだまだ走る予定です。
今日はニュースのまとめでした。23日の月曜日は、新型肺炎関連の鉄道に関するニュースと、JR東日本とJR西日本の年末年始の運転計画についてまとめます。
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