今年の初めに投入両数が発表されたHC85系ですが、6月25日、日本車輌から年度ごとの製造両数が2022年度58両、2023年度6両と発表されました。
4両以外の製造が決定 2022年、2023年ともに製造両数が4の倍数ではないので4両編成以外が製造されることが決まりました。ただし2両編成と3両編成どちらになるかはわかりません。
2023年春のダイヤ変更で定期列車置き換え完了? 2023年には試作車を含めた62両が出揃い、定期列車を全て置き換えることができる数が揃います。そして2023年度には繁忙期に間に合うように6両製造されると考えられます。ただし2022年度の投入がまとめて投入の上、85系気動車を置き換えるか、それとも徐々に置き換えていくかはわかりません。
一方で これで2023年に定期運用撤退がほぼ確実となった85系ですが、6月に、重要部検査を受けた車両がいたり、半年前に全体検査を受けた車両がいたりします。このため2023年以降も臨時列車などで活躍する可能性があります。
西日本も電気式気動車を投入 気動車に関してはここ最近投入が見られなかったJR西日本は同じく6月25日にDEC700型を1両広島・下関地区を中心に投入すると発表し、すでに完成したようです。1両かつ投入路線が決まってないので試運転中心となると見られますが、量産されることが注目されます。
JR各社は新方式の気動車の実用化に向けて本格化していきました。またJR東海は2022年度にHC85系を集中投入することで、2023年度は315系集中投入する方針であることが明らかになりました。さらに383系や373系の後継車両も早めに出るかもしれません。
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