ダイヤ改正編最終回はJR東海です。
新幹線のダイヤが調整 N700系統一によるのぞみ毎時12本ダイヤが開始されて2年間経ちましたが、今回のダイヤ改正では調整が行われます。この結果博多始発ののぞみ2号が10時台に東京に着くことになりました。広島行最終は20時台東京発になります。N700SとN700Aの所要時間は変わりませんが、待避駅の設定の見直しなどでのぞみの所要時間は全体的に短縮されることになります。
中央線では早くも315系統一に向けたダイヤに ダイヤ改正より1週間早く315系の投入が行われますが、このダイヤ改正では中央線の普通・快速が全て8両になり、代わりに朝の上りが増発されます。またホームライナーは朝夕共に本数を減らし、383系のみで運用できる数となります。ホームライナーに使われている313系8000番台も置き換え対象になるので、このダイヤ改正で早くも中央線から撤退する可能性があります。将来的に315系で統一されますがその準備は着々と進んでいます。315系は8両編成と4両編成が製造されますが、中央線は今回のダイヤ改正で、313系、211系を使用した列車も8両に統一されるので、315系置き換えの体制が出来ました。
ホームライナー静岡も土休日廃止に 静岡では土休日もホームライナーが運転されていましたが、来春で廃止です。ただし、現時点で普通列車と大きく所要時間が変わらないのも事実。211系引退時にダイヤ改正が行われると静岡地区の普通が現在のホームライナーと遜色ない速さになるかもしれません。
関西線の区間快速 朝と夕方の下りで走る関西線の区間快速は名古屋桑名蟹江につぐ利用者を誇る春田駅、東山線と接続する八田駅に停車します。区間快速の通過駅は永和と長島のみとなります。一方で快速列車の停車駅は据え置きとなりますので昼間は春田、蟹江ともに普通のみ停車です。停車駅は増えましたが所要時間はあまり変わらないようです。しかしながら朝夕の前後の列車、対向列車もダイヤが変更されると考えられ、関西線は今回が白紙改正となり、315系が関西線に投入されても、今回の停車駅とダイヤを踏襲する可能性が高そうです。
JR東海でも最終列車の繰り上げが行われることになる 飲み会が減った影響で深夜帯の乗客は減りつつあります。JR東海でも在来線の最終列車の繰り上げが行われるようです。
とはいえ、そのほかの時間帯では減便方向ではありません。JR東海は来年度こそ利用客増加を見込んでいると見られます。
ダイヤ改正編はこれで終了ですが、中央線や関西線のダイヤについては年を越したら詳しく考察する予定です。
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