今週に入って国交省から鉄道の在り方についての議論が急速に進みました。1点目が地方鉄道の見直しについてに議論が始まった点で、2点目が運賃の値上げについてです。いずれも鉄道会社が鉄道の経営を維持するのが困難の状態となったからです。
地方鉄道の見直し 専門家や鉄道会社の人も集まって地方鉄道の検討会が始まったようです。今のところ意見交換が主なところだったようですが、今後はバス転換、乗り合いタクシーなどへの転換など具体的な方策を考えるそうです。今のところは赤字路線の減便や廃止を国からうながすようなことはないようです。
運賃の値上げ これは主に都市部の鉄道に関わる問題ですが、バリアフリー化と警備員の配置などで都市での鉄道会社の負担は大きくなっています。ここで国交省は解決策として値上げをしやすくすることを検討しているようです。
この2つの報道からも、地方には地方、都市には都市事情で鉄道の経営が苦しいことが鮮明になりました。年末程からいよいよ鉄道大幅縮小になるのではとの声が鉄道ファン内外から聞こえてきましたが、値上げ、減便、廃線がすすむとなると本当に鉄道縮小さらなる利用減は覚悟しないといけないかもしれません。
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