2月25日には時刻表が発売されました。今回はJR東海の在来線ダイヤについて新たに判明したことを書きたいと思います。
中央線は増発 すでに朝の上りの増発は公式発表がありましたが、これに伴い早朝の下りも増発が行われます。一方で夕方に関しては目立った本数変化はなくHLの縮小に伴う普通快速の調整に留まります。中央線は8両統一で名古屋駅折り返しの時間が短縮となります。このため普通と快速はほとんどが7番線8番線発着となり、逆に関西線の列車が10番線、11番線に入る列車が増えています。
東海道線は豊橋で列車の分断が増える 東海道線の名古屋地区の列車が掛川などに向かうことが減るようです。しかしながら浜松と名古屋方面を直通する列車はそのままなので、今後も浜松乗り入れはありそうです。
ひだの車両 大阪発着のひだを除き全てグリーン車が連結されるひだですが、編成表を見てみると、大阪ひだが全て普通席の3両、富山ひだがパノラマグリーン車付きの3両、高山ひだが半室グリーン車付きの4両が基本となります。所定7両の高山ひだは、全て普通席の3両と高山ひだの4両を併結した形で運転します。7月1日のHC85系投入後のHC85系で運転の列車の構成も見えてきそうです。
ホームライナーの車両 中央線のホームライナーはJTBでは夕方が313系で朝が383系、交通新聞社では夕方も朝も383系となっています。しかしJR東海は3月14日以降の夕方のホームライナーのグリーン券の指定席をすでに発売開始しているので383系で運転となりそうです。ちなみにJTBの時刻表では静岡のホームライナーは引き続き373系での運転となっています。
関西線は朝中心の変更 関西線は朝のダイヤの変更が顕著ですが、夕方は区間快速停車駅追加に伴う離合駅変更で時刻が少し変わっている程度です。朝夕とも区間快速の所要時間は大きく変化がないのも特徴です。なお、平日の10時05分名古屋着の区間快速と土休日の8時28分名古屋発とその折り返しの10時05分発区間快速は普通に格下げとなり、時刻に変更が生じます。またワンマンで運転する列車の変更の兼ね合いで、朝夕に4両運転する列車が増え、運用も大きく変化します。さらに3両や5両での運転が少なくとも朝と終電では廃止となります。関西線の詳細は長くなりますので別の記事で書きます。
中央線は8両に統一され、関西線でも2両と4両が基本となり運用の効率化が図られます。今後のダイヤ改正も注目です。
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