国交省の検討会 - 鉄路の星 公式ブログ
fc2ブログ

国交省の検討会

 2月にローカル線について国交相で検討会が行われていることをこのブログでも書きました。この検討会は非公開だったものの資料が出ているので資料をもとに感想を書きます。


やはり2000人が目安
 この検討会には専門家だけではなく本州JR3社の幹部や民鉄協会、三セク協会も参加しています。この中でJR東日本とJR西日本は利用客2000人を目安に鉄道から他の交通手段への見直しを検討すると述べました。同時に両社とも都市部や新幹線の収益だけで内部補填はできないと述べています。

利用客4000人を切る路線が急増
 この資料ではJR線を200人、2000人、4000人の3つで区切り、4段階で示しています。今回の新型肺炎で4000人以下の路線がJR線の中でも半数を超えてしまい、特に2000人以下の路線が増えてJR線の4割になっています。4000人が国鉄の見直し基準で、2000人がJR東日本、JR西日本、JR九州、JR四国、JR北海道の見直し基準です。もし新型肺炎が流行した後の利用客数で見直しが行われると全国で4割の路線がバス転換などの措置がとられることになります。

すでに他の交通手段に転換した例も紹介
 富山港線のLRTや岩泉線のバス転換などすでに行われた取り組みについても紹介がありました。この他には近江鉄道の事例なども挙げられていますが、基本的にバス転換した事例の紹介が多くなっているのが特徴で、鉄道として復旧してうまくじった事例があまり書かれていない印象を持ちます。

鉄道の廃止は反対しないものの
 もっとも採算面や環境面、利便性から他の手段にした方が良いのであれば廃線には賛成の立場をとっています。しかしながら、長距離需要のある路線、朝夕はとても混雑する路線、観光などで有効活用している路線などはやはり鉄道の方が向いているといった事例があります。このため鉄道で残すべき路線の利用客維持や、費用削減についても議論すべきだと思います。一例として自治体からは減便の際も事前の打ち合わせが必要ではないかとの声も上がっているようです。特に昼間走ってない路線ですと観光活用もできないなどの声も上がっています。確かに減便そのものを否定しないですが、減便する前に話し合いすることが大切だと思います。








スポンサーサイト



コメント

コメント(0)
コメント投稿
非公開コメント

プロフィール

tetsuronohoshi

Author:tetsuronohoshi
twitterとFC2動画、ニコニコでも活動しているいとなみです。またいとなみという名前で学生向けのブログも取り扱っています。そちらもよければ見てください。

鉄路の星チャンネルカウンター

現在のアクセス数

現在の閲覧者数: