JR西日本と近鉄の発表 - 鉄路の星 公式ブログ
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JR西日本と近鉄の発表

 本日はJR西日本と近鉄が、3月末以降に掲出した資料をもとに記事を書きます。

JR西日本:利用客2000人以下の路線の収支を公表
 JR九州も2020年5月に利用客2000人以下の路線の収支を公表していますが、西日本は売上費用なども含めてより細かく発表しています。また各路線の収支だけではなく西日本の考え方もスライドで説明しています。中には100円稼ぐのに数1000円以上かかる路線もあります。紀勢線南部の赤字額の大きさにも衝撃が走っているようですが、これは紀勢線の距離が長いから単純に赤字額が大きくなっているものと見ています。
 自治体からはすでに心配の声が上がっていますが、西日本は、いきなり廃止議論ではなく、自治体と話し合って最善の選択をしていきたいとしています。


JR西日本:特定区間運賃の値上げ
 JR西日本は21年秋、22年春の2回に渡り関西近郊での本数を見直してきましたが、今回は関西近郊で設定されていた特定区間運賃を改定するようです。ただし値上げ区間は限定的になります。特に近鉄と競合している区間、とりわけ複線化が計画されているJR奈良線は、値上げの対象ではないようです。

近鉄:値上げ
 JR西日本に続き近鉄でも値上げが行われることになりました。普通運賃と定期券は2割弱上がります。先述の通りJR西日本は近鉄との競合区間では原則として値段を据え置くので京都奈良ではJRの方が安くなります。
 名古屋口で見てみると、名古屋桑名が往復1000円を超えるほか、名古屋四日市が往復1500円を超えてきます。四日市津も亀山経由のJRと同額の片道680円となります。

近鉄:新車投入とバリアフリー化
 値上げと同時に発表されたのがバリアフリー化です。まず一般車の更新に関しては1975年以前の車両の約460両を2024年度以降に置き換えます。2024年度と2025年度の2年間では180億円投資しますが、この値段で車両を作れるのは最大で180両程度で、残りの280両をどうするかが注目されるところで、老朽車両廃車に伴う減便減車も行われる可能性があります。
 駅に関してもホームドアの設置など、美装化を行うようです。この点に関しては沿線自治体からも要望があったことで、実現されればより通院などで使いやすくなります。


 関西では一気に鉄道の値上げと廃止、減便が進みそうです。何より両社の深刻な経営状態が露わになってきたのかもしれません。
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