12月16日にはJR各社からダイヤ変更の発表がありましたがその前日12月15日にはJR東海からは貸切車両パッケージの案内が、JR西日本からは予約サービス改善のアナウンスがありました。さらにJR東海からは12月21日に名古屋駅中央線7・8番線にホームドアが設置されることと、TOEICで障害者割引に対応することが発表されました。
JR東海・貸切車両 これまで東海新幹線では団体で1編成貸し切る臨時列車の運転などを行っていました。これとは別に団体客に一般列車の一部指定席を抑えることがありました。これからは一般列車で号車ごと借りることが可能になります。さらに車両貸切パッケージの場合は貸切車両または貸切編成ではヘッドカバーを特別仕様にしたり、大型ディスプレイを設置したりすることが可能です。
JR西日本・発券及び予約システム改善 JR西日本は株主優待券を使った切符をみどりの券売機で可能になった他、みどりの券売機プラスのオペレーターの増員を発表しました。さらにJWESTポイントサービスをWESTERポイントへ移行、e5489サイトでの予約で履歴を使った簡単予約が可能になるほか、会員以外の予約も可能になります。一方でログイン時にはワンタイムパスコードの入力が必要になります。
JR東海 名古屋駅中央線ホームにもホームドア 障害者割引TOICAの発売 12月21日には名古屋駅中央線7・8番線にホームドアを設置することが発表されました。2024年春は中央線7・8番線で乗降扱いをする全ての列車が315系8両での運転になるので、315系8両専用のホームドアになります。なお中央線では千種・大曽根でもホームドア設置の予定がありますが、両駅はしなのが停車または臨時停車する可能性があるのでホームドアは315系専用にはできません。場合によっては千種・大曽根駅のホームドア設置までに383系を退役させて、315系とドアの位置が揃う新型車両を投入するとも考えられます。
また障害者手帳を示すことで購入できるTOEICの発売も2024年春から開始されることになりました。有効期限は1年間(1年毎の更新で継続使用可能)で同伴者1名分の障害者割引ICも発行されるようです。
今月のJR東海・JR西日本からの発表からピックアップしましたがこれまで券売機で従来の磁気券でしか買えなかった切符がどんどんと券売機購入やネット購入ができるようになりました。またJR西日本のJWEST・e5489全体で大きなリニューアルがあるので動向を見守っていきたいと思います。
2022年の記事はこの最後となります。1年間ありがとうございました。新年は元旦から投稿しますのでよろしくお願いします。
スポンサーサイト
コメント