JRも新車の開発の噂はあとが立ちません。とりわけ北海道・東日本・東海・西日本は多めです。貨物は既存車両の製造が相次いてでいますね。そんな中、JR後の車両形式付与の「暗黙のルール」を推察していきます。(あくまでも個人の推察です)
今の在来線車両の形式付与は1950年代に定められた規則に基づきつけています。百の位で交流直流の区別、十の位で車両の種別を表すといったものです。ただし国鉄時代は急行型が存在してものの今では急行が特急に格上げされるなどしており、国鉄民営化後は十の位の少しルールが変わっています。例えば十の位が7を西日本と東海は特急で使うようになったほか、東日本は特急型で十の位5,6を使っています。また四国は4桁で表すようなりました。
上記の十の位のルールの変化が関係していると思われますが、JR同士暗黙の了解があるようで、百の位と十の位の組み合わせは一つの鉄道会社が使っています。例えば23X系はJR東日本。31X系はJR東海,28X系はJR西日本と言った形です。表でまとめると下の通りになります。国鉄が開発してJRが発足直後に継続した形式などは全て国鉄型とみなしていますが、JRが独自開発した車両の形式付与ではある程度百の位と十の位の組み合わせでどこのJRが開発したかわかります。例外的に78x系は781系(国鉄北海道向け)783系(九州)785系(北海道)787系(九州)789系(北海道)と交互していて特徴的ですね。また百の位3は東海が多く、百の位8は基本的にJR九州です。新幹線も300系はJR東海、800系はJR九州ですがこれは偶然かと思われます。百の位に関して見てみると最近は交直流型が少ないので百の位4は国鉄型のみになっています。

各社が特定の百の位十の位を使えば、311系313系315系などと同じ会社の車両を連続で番号を触れるのでわかりやすいですね。そして今後各社が作る車両の形式も予想できます。すでに一の位9まで使い切った百の位と十の位の組み合わせもありますので、特急の場合東日本だったら次はE263系、E661系、西日本なら275系、685系、九州ならば887系となるでしょう。東海ならば385系や375系でしょうか。北海道は789系の後に761系を新たに設定する必要がありそうです。
一般型も同じく東日本はE237系、E533系、東海なら317系、西日本なら325系または229系、北海道は739系、九州は823系でしょうか。一般型は各社とも近年新車を開発しているので当面は新形式は出ないかもしれません。
独自で形式を設定した四国は1000.2000.5000.6000.7000.8000と使っていて最近は100の位で区別しています。これでも区別できない時に新規則を設定するかと思います。
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