ダイヤ研究東海道・山陽新幹線編 - 鉄路の星 公式ブログ
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ダイヤ研究東海道・山陽新幹線編

 2023年春のダイヤ研究編です。最後は東海道・山陽新幹線についてですが、今年はパターンダイヤが変わります。2003年にのぞみ中心ダイヤとなってから、東海道・山陽新幹線は2008年にN700系がある程度揃ったことによるパターンダイヤの変更があり、その後は細かな修正が毎年繰り返されたのち、2020年にN700系統一・のぞみ12本ダイヤ化に伴うパターンダイヤ変更がありました。今回は東京〜新大阪の発着時刻は大きく変更がないものの行先や定期→臨時、臨時→定期の変更がありました。
新幹線ダイヤ 2023

 東京駅基準でダイヤを見てみます。特徴はほぼ30分サイクルが組まれていることだと思います。これまでもひかりこだまは30分間隔でしたが今回はのぞみも30分間隔のダイヤが組まれています。
 山陽新幹線ののぞみは姫路、福山、徳山、新山口の中で選択停車するダイヤになっていますが、今回のダイヤ改正では臨時列車の停車駅も調整して、姫路・福山・新山口では臨時列車運転日には30分間隔でのぞみが停車するように工夫されています。例外的に福山停車ののぞみは運行間隔が偏ってしまっています。

山陽九州ダイヤ2023

みずほ・さくらのダイヤも30分サイクル
 みずほ・さくらは臨時列車を含めると合計毎時2本が運転されました。ただ新大阪の発車が09分発と21分発、24分着と38分着になるなど偏りがあるダイヤが組まれたこともありました。
 しかし今回のダイヤ改正では下りは新大阪20分発(毎時運転のさくら)と47or54分発、上りは21分着と59分着(毎時運転のさくら)とほぼ30分間隔となりました。九州内では時間帯によって熊本以南各駅停車のさくらの運転時刻が異なりパターンダイヤにはなっていません。
 
 JR西日本の公式リリースではのぞみの増発が最大のトピックスだと感じられますが、もう一つの大きなトピックスがのぞみの選択停車駅の停車間隔とみずほさくらがほぼ30分間隔になった点だと言えます。今後東海道・山陽新幹線では置き換えられるN700系と置き換えるN700Sが同じ走行性能であるため、新車投入に伴うパターンダイヤ変更はないものの、需要の変化などでさらにダイヤが変更されるかどうか注目されます。

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