2年ほど前に関西線のダイヤについては何度か仮想ダイヤを作成しました。その際の仮想ダイヤは主に名古屋~桑名・四日市での増発を前提にした仮想ダイヤを書きました。ただ、近年の三重県内のJRの需要を見てみると快速みえの方が増発の必要性が出てきそうです。そこで今回は快速みえを毎時2本にする前提の仮想ダイヤを出してみます。
各区間で増発は可能かまず津から多気の間は全駅が交換可能で、特に、津・阿漕・高茶屋・松阪では3線以上存在するので、十分に増発の余地はあると言えるでしょう。
多気から鳥羽の参宮線も2駅に1駅は交換設備があります。2駅にかかる時間が6分だとすると運行間隔は12分間隔まで詰められるので普通快速合わせて毎時4本までは増発可能かと思います。
伊勢鉄道に関しても2駅に1駅は交換設備があるので同様に毎時4本までは増発可能でしょう。となると最後に問題になるのは名古屋ー四日市間です。
亀山発着快速を快速みえに変えれば増発可能ただ関西線名古屋四日市間は普通と快速がそれぞれ毎時2本で、30分サイクルのダイヤになっています。ただし快速は毎時2本中1本は快速みえ、1本は亀山発着快速になっています。この亀山発着の快速を快速みえに変えれば30分間隔で快速みえを運転することが可能です。ただそうなると亀山発着の列車がなくなってしまうので四日市発着の普通を亀山発着にします。またこれだけでですと名古屋~亀山の所要時間が伸びてしまうので、河原田で普通と快速みえを接続するダイヤにします。


ここでは亀山発着の普通は毎時1本としていますが、普通を亀山まで毎時2本にする手段もあると思います。河原田は伊勢鉄道と関西線のホームは数メートル離れていますが、乗り換えが面倒な場合は時間はかかるものの普通で名古屋まで移動してもらうイメージです。
快速みえを毎時2本にすれば四日市以南の区間も普通1本と快速2本の毎時3本体制となります。うまいこと普通のダイヤを調整すれば近鉄急行・普通の有効本数とも遜色ない有効本数となります。なお車両面では快速みえの毎時2本化をする場合、10編成が必要で、すべて2両で運転する場合は20両必要です。現行のキハ75は16両なのであと4両必要です。
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