7月1日に特急南紀がHC85系に世代交代しました。同時にHC85系自体の運転開始からちょうど1年となります。JR東海はN700系、N700S、HC85(ひだとしての運転開始と南紀としての運転開始)がいずれも7月1日になっています。他社は3月のダイヤ改正の時に運転開始とすることが多いので珍しいですね。ちなみに車両の引退はJR東海でも3月引退が多いですが、キハ85系は珍しく7月引退となる見込みです。(京都丹後鉄道転属分を除く)
HC85系南紀の運転開始を自治体がアピールHC85系の運転開始に合わせて名古屋駅でのHC85系南紀の一番列車出発式は三重県の高校生と三重県知事が参加しました。一番列車ではそのほか松阪駅、新宮駅等でも地元高校生による歓迎がありました。さらに車内には地元高校生が書いた書道・美術作品の展示をしています。
この他伊勢鉄道も7月1日には鈴鹿駅で歓迎イベントを行いました。
特急の車両交代で沿線の高校生や知事がイベントを行うのは珍しいことだと思います。それだけ期待されていることが伺えます。特急南紀は高速道路の延伸で利用減少が懸念されています。また沿線側としては観光客を鉄道で呼び込みたいという思いがあります。このような状況でJRと沿線が新型車両運転開始を機に協力体制を築いたことは良かったのではないかと思います。
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