383系の試運転 - 鉄路の星 公式ブログ
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383系の試運転

※今後、385系に関する記事も「HC85系・315系特集」カテゴリの中で投稿します。

JR東海は7月20日に383系の後継車両を発表しました。特徴を挙げてみます。
・2026年度に先行量産車投入
・2029年度に量産車投入(営業運転開始?)
・新たな車体傾斜装置を搭載
・これまでの6~10両運転から、8両に統一
・両先頭車は展望席に
・HC85同様の車両状態監視機能搭載
・防犯カメラも搭載

先頭車の展望席は近年の特急では廃止気味なので385系で存続されます。
なお車体傾斜も近年では廃止の傾向があるのでこれも存続されます。
また315系と合わせる意味合いもあると思いますが8両での製造となります。
385系の投入後はホームドアの設定も一気に進むと思います。
全体的には383系の長所を残しつつ、HC85系や315系のイメージを維持する感じです。

373系・キハ75系後継はどうなる?
383系営業運転開始と同時期には373系も営業運転を開始しました。そのため373系もそろそろ更新時期です。
373系は車体傾斜が搭載されず、普通列車での運用を考慮してデッキを廃止しました。
このような違いから383系とは別形式で製造しています。

373系は東海道線の普通列車運用がほぼ消滅したりムーンライトの運用が廃止になったりして、
営業運転開始当時と運用が変わっています。
このため373系の後継車両もデッキを搭載して製造する可能性があります。
373系の後継車両は385系を踏襲しつつ車体傾斜装置がない2両または3両で製造すると思います。
385系を2両または3両にして製造することも考えられます。


またキハ75系の12両は1993年製造で、373系や383系より古いです。
現状ではキハ75系の後継車両より先に383系の後継車両が発表されましたが、
315系がHC85系より後に発表されてにもかかわらず、315系が先に営業運転開始したので、
キハ75系の後継車両が385系より先に営業運転開始する可能性はあります。
今後の動向に目が離せません。



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twitterとFC2動画、ニコニコでも活動しているいとなみです。またいとなみという名前で学生向けのブログも取り扱っています。そちらもよければ見てください。

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